タイマーやスケジュール表が必要な理由は?|放課後等デイサービス ストーリー中庄

KNOWLEDGE

豆知識

タイマーやスケジュール表が
必要な理由は?

ウイング3兆候のうち、能力のある普通学級在籍の子どもや就労をしている大人にも生活を行う上で「想像力」の障害が自立を妨げる要因として残りやすいと言われています。

想像力の障害

時間や人間関係のように見たり聞いたり触ることのみで確認が出来ないことを想像する力のこと。

どうして自閉症の子どもたちにタイマーやスケジュール表が必要なのか??

自閉症の子どもの時間の捉え方の特徴

時計を見て何時かをいう能力ではなく、時が流れることを理解したり、時の流れと物事の経過を結び付けたりすることが難しいです。

実例

脅迫的な時間への想い

すべての事柄がまさにその定められた瞬間に起こることを期待しています。
例えば「あと5分待ってね」と言って5分30秒待たせてしまと怒るなどの行動はこのような理由からです。

予定の変更

期待していた予定に何らかの変更が生じることが受け入れられない。

タイムリミット

限られた時間の中で、洗顔や服を着替えるなどの動作を行うことが難しい

未来の時間の流れ

「未来の予定」を何回も確認する
⇒注意を引きたいのではなく、未来に向けての細かく正確に作られた予定表がほしいため。

終わり

何事も一度始まったら必ず終わる時がくるということに気付けない。

対応

  • 子どもの能力に合わせたスケジュール表を作成し、時間の流れと作業の流れが目で見て分かる配慮をする必要があります。
    また、スケジュール表に慣れてきたからと言ってできるようになった作業工程をスケジュールから外すことは注意が必要です。
  • 「終わり」を教えるためにキッチンタイマーや目覚まし時計を使用すると効果的です。

ストーリー中庄のプログラム

  • スケジュール表やタイマーの使用で、60分療育の時間の流れを視覚で確認できる工夫を採用
  • 「ぼく・わたしの10年間の未来年表の作成」(中・高校生向き)
参考文献
ローナ・ウイング著 久保紘章・佐々木正美・清水康夫 訳:自閉症スペクトラム-親と専門家のためのガイドブック-,東京書籍株式会社,1998
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